ファミマnews｜伊藤忠とJAグループ4者で業務提携/相互送客や商品開発など

(株)ファミリーマート（東京都港区、細見研介社長）と親会社の伊藤忠商事(株)（東京都港区、鈴木善久社長COO）は、全国農業協同組合連合会（東京都千代田区、：山﨑周二代表理事理事長。全農）、農林中央金庫（東京都千代田区、奥和登代表理事理事長、農中）と、2020年7月8日に全農・農中（JAグループ）と伊藤忠商事で締結した基本契約書に基づいて、ファミリーマートを含めた4者での業務提携契約書を締結した。

また伊藤忠商事100％子会社であるリテールインベストメントカンパニーは、農中に対しファミリーマート発行済株式総数の4.04%、全農に対し0.86%の株式譲渡が完了した。

業務提携はファミリーマートの全国約1万6600店舗に来店する1日約1500万人の顧客および、JAグループが持つ1000万人を超える組合員の基盤を活かした相互送客や、JAグループが強みとする国産農畜産物の全国供給網を活用した商品開発や売場づくり、また各者が保有する資産やネットワーク基盤を活用した新規出店の推進など、地域に密着した協業に取り組んでいく。

今後、金融・情報・デジタル分野においても、各々が保有する店舗基盤、顧客データ等の活用により、顧客の利便性を追求した新たなビジネスモデルの構築を進めていく予定だ。