三越伊勢丹news|仮想伊勢丹新宿店で買物ができるアプリREV WORLDS配信

(株)三越伊勢丹(東京都新宿区、杉江俊彦社長)は3月10日(水)、VRを活用したスマートフォン向けアプリ「REV WORLDS / レヴワールズ」の提供を開始した。VRは「Virtual Reality」の略で、「仮想現実」などと訳される。このバーチャルリアリティによって、IT・店舗・人の力を活用した「新時代の百貨店(プラットフォーマー)」を目指し、グループの強みにデジタルを加えた新しい顧客体験を提供する。

アプリ内では、新宿東口の街の一部エリアをモデルとした仮想都市空間や、伊勢丹新宿本店の一部コンテンツを再現した仮想伊勢丹新宿店を体感できる。ユーザーは、VR上でアバターを操作し、商品に近づくと値札が空中にポップアップする。値札をタップすると拡大表示され、WEBマークを押すと三越伊勢丹オンラインサイト等へ遷移して、実際の商品を購入できる。

3月10日スタート時の仮想伊勢丹新宿店のフロア構成は、食品(地下1階)、化粧品(1階)の2フロア。バーチャルコスメ催事「ISETAN MAKEUPPARTY」では、化粧品36ブランド、約150点のアイテムが揃う。今後は、洋菓子コーナーや婦人服などの取り扱いカテゴリーを順次増やしていく。3月下旬には、様々なエリアに配置されたNPC販売員(ノンプレイアブルキャラクター:無人操作のキャラクター)から商品やイベント情報を得ることができる。

今後は、新宿の一部エリアや実在する既存の伊勢丹新宿本店のだけでなく、他社コンテンツを誘致するなどして、VRプラットフォームを拡大していく。

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