ツルハnews｜メディセオと医薬品流通におけるCO2削減で協業

(株)ツルハホールディングス（札幌市東区、鶴羽順社長）は、子会社の(株)ツルハ(札幌市東区、八幡政浩社長)が、(株)メディパルホールディングス（東京都中央区、渡辺秀一社長）完全子会社である医療用医薬品卸の(株)メディセオ（東京都中央区、長福恭弘社長)と、「医薬品流通の最適化モデルの推進」することで協業する。この協業によって、配送の際に排出されるCO2の削減を図る。

国土交通省は地球温暖化対策として温室効果ガス削減目標の達成のために定めた、「運輸部門のCO2排出量の1/3以上を占める『物流分野におけるCO2削減』」を背景に、両社は北海道と東北のツルハ調剤薬局において実証実験を行ってきた。これによりツルハでの納品回数の見直しにより、メディセオの配送の際に排出されるCO2の削減が見込まれ、また円滑な商品流通も確保できることを検証した。

この結果を踏まえ、ツルハでは調剤薬局全店にこの取り組みを広げていく。ツルハは現在、調剤薬局を310店舗（北海道103店舗 東北105店舗 関東・甲信越66店舗 中部・関西・四国36店舗）展開している。