セブン-イレブンnews|岡山市・倉敷市の120店舗でペットボトル回収機設置

(株)セブン‐イレブン・ジャパン(東京都千代田区、永松文彦社長)は、岡山県岡山市と日本財団の三者は、資源の有効な活用と海洋プラスチックごみ対策を目的としたペットボトル回収事業を開始する。

実施にあたり、岡山市・倉敷市内のセブン‐イレブン120店舗に「ペットボトル回収機」を新たに設置する。これによりペットボトルを再原料化しもう一度ペットボトルに戻す「ボトルtoボトル」によって、プラスチックのリサイクルと海洋ごみ対策を促進していく。

三者の役割は、岡山市・倉敷市が事業の周知および正しい分別について、市民への浸透を図る。日本財団は、セブン‐イレブン店頭に設置するペットボトル回収機の本体費用の約30%を拠出する。セブン‐イレブン店舗は、回収機の運用および回収資源の管理を担う。また、ペットボトル回収機は(株)寺岡精工製で、500mlペットボトルで換算すると約280本を収容できる。

この取り組みは、瀬戸内海に面する 4県(岡山県、広島県、香川県、愛媛県)との包括的海洋ごみ対策プロジェクト「瀬戸内オーシャンズX」を推進する日本財団と、セブン&アイグループの環境宣言「GREEN CHALLENGE 2050」のもと、プラスチック対策の一つとしてペットボトル回収機の設置を推進するセブン‐イレブン・ジャパンが、互いの活動に賛同し、産官民の連携によって実現した。三者の協同により、地域社会と一体となったペットボトルリサイクル活動に取り組み、「循環型社会」の実現と海洋プラスチックごみの削減を進めていく。

セブン‐イレブンでは、2017年から店頭への「ペットボトル回収機」の設置を開始し、10月13日時点で845店舗に導入されている。同社では2021年度中に1000台設置を目指している。

関連カテゴリー

戦略 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧