イトーヨーカ堂news|PB「顔が見える食品。」20周年累計販売額2000億円超

(株)イトーヨーカ堂(東京都千代田区、山本哲也社長)は3月29日(火)、プライベートブランド(PB)「顔が見える食品。」が2002年の発売以来20周年を迎え、その累計販売金額が2000億円を超えたことを発表した。

「顔が見える食品。」は顧客に安全・安心でおいしいものを厳選して届けるオリジナル食品ブランドとして、2002年に誕生した。国産の農産物や畜産物、水産物等を6つのサブブランドに分けて、生産者の氏名やイラスト、こだわりなどを商品パッケージに記載している。同社は、環境や安全性にこだわっている全国の生産者約7300名と連携している。

同PBは、全国のイトーヨーカドー129店舗に加え、2021年8月からは神奈川と埼玉県エリアのセブン‐イレブン約1,700店舗でも取り扱っている(2022年2月末現在)。

また、イトーヨーカ堂ではJGAP認証の取得支援を通じて、持続可能な農業のバックアップもしている。GAP(Good Agricultural Practice)とは「良い農業のやり方」を意味し、食品の安全や環境保全、適切な労働環境などに関するさまざまなルールを遵守することで、将来にわたって持続可能な農業経営を目指す農業生産工程管理のこと。日本では2007年に日本版GAP 認証制度である「JGAP認証」がスタートした。

同社では勉強会を開催し、すでにJGAP認証を取得した生産者から直接、 認証取得の経緯やメリット、実際の取り組みの様子などをほかの生産者に紹介する等、JGAP認証に対する認知向上に努めている。

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