ヤマダnews|東日本リユースセンター群馬工場を増設/敷地面積4500坪
(株)ヤマダホールディングス(群馬県高崎市、山田昇会長兼社長CEO)は、グループ企業である(株)シー・アイ・シー(群馬県高崎市、太田伸一代表取締役社長)において、使用済み家電のリユース製品の増産体制構築を目的として、5月20日(金)、群馬県藤岡市のヤマダ東日本リユースセンター群馬工場を増設した。
ヤマダ東日本リユースセンター群馬工場の新工場は、敷地面積4500坪、在庫保管能力の大幅増加もさることながら、リユース製品の生産台数は、従来の7万台から、2022年度は年間18万6000台へ拡大、そして年間30万台の体制となった。
新工場では主に大型家電を扱っている。従来のエアコンやテレビ、小型家電に加え、今回の増設で、冷蔵庫や洗濯機等、再製品化するまでの工程が長い大型家電のリユース製品の増産・保管が可能となった。再製品化されたリユース製品は、ヤマダホールディングス独自の環境マーク“YAMADA GREEN”認定商品として、全国に展開するヤマダデンキのアウトレット業態店舗にて販売する。
(冷蔵庫・洗濯機は人の手を介して入念に洗浄)
(商品の入出管理の工程は、ほぼすべてを自動で行う「自動倉庫 入出庫ステーション」を導入し円滑に管理)
ヤマダデンキのアウトレット業態店舗は、エシカル消費の高まりを受け、全国展開を視野に店舗を拡大している。リユースできない使用済み家電は、金属やプラスチックとしてグループ企業内のリサイクル工場で再資源化を行っている。また、2022年には、小型家電リサイクル処理能力100万台処理体制に向けて新たなリサイクル工場を増設する計画だ。