イオンnews|PB「トップバリュ」3品目除き7月以降も価格据え置き
イオン(株)(千葉市美浜区、吉田昭夫社長)は6月21日(火)、プライベートブランド「トップバリュ」の食料品・日用品約5000品目のうち、マヨネーズなど3品目を除いて7月以降も価格を維持すると発表した。
トップバリュベストプライスの「マヨネーズ」「ノンフライ麺」「外箱を省いたティシューペーパー」の3品目は、原料・エネルギーの高騰および急激な円安が重なったため、7月4日から値上げ幅を最小限に抑えて価格改定を行う。マヨネーズ500gは158円から198円、ノンフライ麺は1個58円から68円、外箱を省いたティッシュペーパーは150組5個入りが188円から195円に値上げする(いずれも本体価格)。
イオンは2021年9月13日から食料品約3000品目、さらに2022年1月1日から日用品など約2000品目を追加した計約5000品目の価格据え置きを6月末までと発表していた。しかし、さまざまなナショナルブランド商品の値上げ、ガソリンの高騰もあって生活者の暮らしはひっ迫している。イオンではグローバルネットワークを活かしたサプライチェーン体制と、独自の改善努力によって、生活者の価格コンシャスに応えていく。
具体的には1.製造委託先への計画発注、2.商品の全量買い取り、3.流通の中間コストの削減、4.営業費・広告費の削減を通じて価格維持に努める。
ただし今後、やむを得ず値上げをする場合やリニューアルのためにいったん販売を終了する場合は、事前に店頭で告知していく。