カスミnews|自社製造の冷凍食品開発を本格始動/新しい熱交換技術を導入

(株)カスミ(茨城県つくば市、山本慎一郎社長)は9月17日(土)から、自社冷凍施設「谷田部BASE」で生産した、食品本来の鮮度を保ち、おいしさをそのまま冷凍し商品をカスミ店舗で販売開始する。

新しい熱交換技術を導入することで、おいしさを損なうことなく、鮮度保持期間を延長できる商品の開発と、商品の安定供給、食品ロスの削減を目指し、安全・安心で、お客に喜んでもらえる商品を提供する。

第1弾として「良い日常は、良い食生活から」というコンセプトのカスミオリジナル商品「MiiL」から、アミーチ監修の「MiiL KASUMI&AMICI」冷凍ピッツァの自社製造を開始した。現在、製造商品数は6品目。

まずは「フードスクエアカスミ学園店」、「フードスクエアカスミテクノパーク桜店」など、つくば地区近郊のカスミの店舗から販売開始し、順次拡大する。カスミは、今後も、鮮度保持日数の少ない生鮮品や主力品を中心に商品開発を加速していく予定だ。

導入した熱交換技術の特徴は、温度管理技術によって、さまざまな食品を表面から中心まで均一に冷やし、冷凍の際に細胞がダメージを受けることなく、品質劣化の原因となる氷結晶も発生させることなく、食品本来の鮮度が保たれる。また、商品を解凍した際にドリップが出にくいことで、冷凍前のおいしさをそのまま食卓に届けることが可能となる。

■谷田部BASE(冷凍施設)
所在地/茨城県つくば谷田部2922 カスミトレーニングスクール内
敷地面積/145㎡(44坪)

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