阪急阪神百貨店news|銀座・有楽町エリアの百貨店2店が協業を強化

エイチ・ツー・オー リテイリンググループの(株)阪急阪神百貨店(大阪市北区、山口俊比古社長)の阪急メンズ東京(東京都千代田区)は、(株)松屋の松屋銀座(東京都中央区、 秋田正紀社長)と2018年から共同で取り組んでいる相互顧客施策を強化し、銀座・有楽町エリアのさらなる魅力拡大・活性化を図る。

その施策は以下の3つ。

第1は、買物の優待サービス。
相手先でも割引優待が受けられるサービスはこれまで外商顧客向けカードなど、一部のカード会員だけが対象だったが、10月5日(水)以降、阪急メンズ東京、松屋銀座のほぼすべての種類のカード会員が対象となる。

第2は、ショッピングパーソナルサービス。
阪急メンズ東京のパーソナルスタイリストが松屋銀座まで同行し、接客を行う事前予約制のサービスは、これまで外商顧客向けカードなど一部のカード会員だけが対象だったが、10月5日(水)以降、だれでも利用可能となる。阪急メンズ東京1階にパーソナルサービスカウンターを新設する。

第3は、訪日客向けサービス。
入国制限の緩和を受け、両店で使える「WeChat Pay」共通クーポンを発行する。会社をまたいで共通利用できるクーポンの発
行は国内初となる。クーポンはそれぞれの店舗で付与された「WeChat Pay ポイント」との交換で取得できる。9月7日(水)からサービスを開始している。

両店は12月にクリスマス時期のイベントを共同で企画するなど、今後も取り組みを強化していく。両店協業による売り上げ総額は2021年7月から2022年6月までの1年間で約8000万円だったが、2024年3月から2025年2月の1年間には5億円にまで拡大させることを目指す。

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