東急news|LINEミニアプリで注文できる買物代行サービス、東急線沿線で開始
(株)東急(東京都渋谷区、髙橋和夫社長)が運営するホーム・コンビニエンスサービス「東急ベル」、プロロジス、ウィルポート(株)、(株)ジャストプランニングは、2月1日(水)から、LINEミニアプリで注文できる「東急ベルのおつかいサービス ハイベルさん」を東急線沿線エリアで運用開始する。
「東急ベルのおつかいサービス ハイベルさん」は、食材、日用品に加え、百貨店やホテルの高級弁当、東急線沿線の名店が提供する商品を東急ベルがお客に代わって「おつかい」するサービス。LINEミニアプリ上で注文時の用途やエリアから店舗を選択し、希望の商品を注文すると、店舗で用意した商品を東急ベルの配送員がお客へ届ける。
同サービスでは、3つのサービスを提供する。1つ目は東急ストアおつかいサービス。「東急ストア」「東急百貨店」の食材や日用品などの商品を注文できる。サービス料は5000円未満で550円(税込み、以下同じ)、5000円以上で330円。決済方法は代金引換。
2つ目は東急グルメモール。「東急ホテルズ」「東急百貨店」の弁当などを注文できる。サービス料は渋谷 東急フードショーの場合は880円、セルリアンタワー東急ホテル他は3300円。決済方法はクレジット。
3つ目は東急沿線おつかいサービス。東急線沿線の名店が提供する商品を注文できる。サービス料は330円。決済方法はクレジット。
昨年2月1日からラストワンマイル配送の需要拡大に対して「オープン型ラストワンマイル配送プラットフォーム」を構築している。ラストワンマイル拠点の整備・運営ノウハウの提供をプロロジスが行い、ウィルポートが開発・提供する共同輸配送管理システムを利用し、配送拠点は、東急の既存拠点を活用するほか、「東急ベル」のベルキャストが配送を担うという一連のサービスをパッケージ化したものだ。
これまで、荷主の倉庫から配送拠点に届いた荷物を仕分けしラストワンマイル配送を行う「センター出荷型配送」、荷主の店舗にある荷物を東急ベルがラストワンマイル配送を行う「リアル店舗出荷型配送」の取り組みとして、衣料品メーカーをはじめ、宅配クリーニングやドラッグストアの配送を受託している。
同サービスは、ラストワンマイル配送の新たな取り組みとして、「オープン型ラストワンマイル配送プラットフォーム」とジャストプランニングが提供する飲食・リテール企業向けのオンライン注文プラットフォームを活用した買物代行などを行う「シェアリング型配送」として開始する。
今後、参画企業を拡大し、生活必需品をはじめとした取扱商品を増やしていくことで、お客が自宅にいながらにして、あらゆる商品が手に入り、日常生活を支援できるサービスを目指す。また、今後も4社で協業することで、物流業界全体が抱えるドライバー不足などの課題を解決し、地域での効率的な配送網を確立していく。