サツドラnews|インキュベーション施設「EZOHUB TOKYO」来年5月開設

サツドラホールディングス(株)(札幌市東区、富山浩樹社長CEO)は2024年5月、民間企業主導型都道府県リージョナルインキュベーションオフィス「EZOHUB TOKYO」を東京都の天王洲アイルにオープンする。

EZOHUBとは北海道の地域課題解決を通して日本、そして世界の未来をつくることを目指したインキュベーションプラットフォーム。2020年9月、札幌に「EZOHUB SAPPORO」をオープンして以来、2拠点目となる。

北海道は、ブランド総合研究所「地域ブランド調査2022」の都道府県魅力度ランキングで14年連続首位という圧倒的な知名度をもつ。しかしながら全国でも稀なスピードで少子高齢化が進む、社会課題先進地域でもある。そこで「EZOHUB TOKYO」は、道内自治体・企業・教育機関の都内拠点、また多様な人材・情報・資金・プロジェクトの集積地として、北海道と日本をつなぐ「出島」の役割を担っていく。

2023年10月現在、北海道・札幌市・上川町・函館市・苫小牧市の5つの自治体、北海道大学などの教育機関、(株)NTTデータ北海道・(株)サイバーエージェントなどの企業や複数のベンチャーキャピタルなどの賛同を得ている。

「EZOHUB TOKYO」の機能として、コワーキングスペース約50席、個室9部屋、貸会議室2部屋、Webミーティング用のフォンブースが設置される。また、コワーキングスペースとして会員向けに開放するフリースペースは、イベント時には最大100名(着席・予定)を収容する会場としても利用できる。スクリーンやプロジェクター、オンライン配信への対応等も準備される予定だ。

また、オール北海道プラットフォーム「EZOHUB DMP」では、北海道にまつわるさまざまな情報を集積したデータベースを構築する。データベースはパブリックデータから、自治体ごとの課題、道内企業が求める人材要件、新しいことに前向きなタレントの情報など、多岐に渡る。北海道で50年以上ビジネスを行い、自治体や企業、団体、教育機関など40以上の協定を結んできたサツドラの「つなぐ力」を北海道の力として活用する。

また同施設にはコミュニティマネジャーが常駐し、システムだけではなく、人々のつながりやコミュニティを生む場所としても機能することを目指す。

■EZOHUB TOKYO(エゾハブ トウキョウ)
所在地/東京都品川区東品川2-2-28
オープン/2024年5月
施設面積/約458㎡(約139坪)
営業時間/平日9:00~20:00 土日祝9:00~18:00(いずれも予定)

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