オイシックスnews|求人・人材サービス会社と業務連携/保育施設をサポート

オイシックス・ラ・大地(株)(東京都品川区、高島宏平社長)は1月18日、保育に特化した求人・人材サービス会社の(株)アスカ(群馬県高崎市、加藤秀明社長)と業務連携した。

オイシックス・ラ・大地では2015年から保育施設向け給食サービス「すくすくOisix」を展開していて、保育園給食の食材購入や調理にかかる業務負荷軽減などの課題解決につながるサービスとして、770の保育施設で導入が進んでいる(2023年9月末時点)。栄養士・調理師をはじめとした給食調理に必要な人材の採用をサポートしているアスカとの業務連携で、保育施設の経営課題の解決を支援する。

提携の背景として、2021年5月に厚生労働省が公表した「保育を取り巻く状況について/厚生労働省こども家庭局保育課」によると、保育所の利用児童数が2025年のピークからゆるやかに減少していくことが挙げられる。少子化の影響により、保育ニーズの受給バランスの崩れによる定員割れ問題は、保育施設の収入減による経営悪化につながる恐れがある。

さらに、施設運営に必要な人材の不足、保育施設に求められるサービスの多様化、直近の物価高などによる費用増加など、保育施設はさまざまな問題に直面している。

こうした状況を受けてアスカでは、保育専門の人材会社として保育専門の求人サイト「保育求人ガイド」、ダイレクトリクルーティングサイト「保育士スカウト」、「オンライン就職・転職フェア」など各種サイトを運営。「待機児童問題」「保育士不足問題」の解消のため人材派遣・人材紹介・ダイレクトリクルーティングサービスを提供している。

一方、保育施設向け給食サービス「すくすくOisix」は、2015年7月にらでぃっしゅぼーやの事業としてスタート(同社は2018年にオイシックスと経営統合)した、オイシックス・ラ・大地の食材を保育施設で利用してもらうサービスとして展開している。

提供内容は食材配送だけでなく、栄養士による献立の作成や栄養相談、オリジナルの食育プログラムの提供も含まれていて、保育施設側の負担軽減につながるサポートとなっている。

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