イトーヨーカ堂news｜4/1から71品目を値下げ/PB｢セブン･ザ･プライス｣強化

(株)イトーヨーカ堂（東京都千代田区、山本哲也社長）は4月1日(月)から、イトーヨーカドー124店とヨーク104店の合計228店舗で、買い回り頻度の高い食料品71品目の価格を見直す。価格改定は、イトーヨーカドーとヨークの統合によるオペレーション・販促・物流の効率化や、商品政策の統合による扱いアイテムの絞り込みが進んだことで実現するものだ。

価格の見直し幅は約2％～25％で、平均すると約10％の値下げとなる。対象商品は売場で掲げられている「SPECIAL PRICE」「家計応援PRICE」「#月間安い値」などの販促物が目印となっている。

また同社は、商品の価格見直しとともに、PB「セブン・ザ・プライス」の品揃え強化を進める。

2022年9月に販売を開始した「セブン・ザ・プライス」は、生活必需品の品質を維持したまま、シンプルな商品づくりの追求やデザイン色を減らしてコスト削減、物流・生産効率の向上などの工夫によって、買いやすい価格で提供してきた。

取り扱いアイテム数は発売当初の11 アイテムから149アイテムまで拡大し、累計販売金額は2024年2月に70億円を突破した。24年度中には累計販売金額100億円の突破と、180アイテムまでの拡大を目指している。

セブン・ザ・プライスの新商品として、ロースハム切落し（264g、本体価格298円）、ベーコン切落し（237g、298円）、徳用ウインナー（500g、358円）を発売する。これら3アイテムは同じメーカーで製造することで、製造コスト、物流コストを削減している。