MrMax news|5カ年中期経営計画策定、2029年2⽉期売上高2000億円
(株)ミスターマックスホールディングス(福岡県福岡市、平野能章社長)は、2029年2月期を最終年度とする5カ年の中期経営計画を策定した。
同社では、2022年2月期~2024年2月期の前中期経営計画が売上高1300億円、営業利益率5%の目標数値であったのに対して、売上高が1245億円、営業利益率は2.4%と、未達に終わった。既存店のテコ入れの成果が不足していたことと、エネルギーコストをはじめとする急速な物価上昇と先行投資を、その理由に挙げている。
そこで、5カ年中期経営計画では“総合ディスカウントストアのあるべき姿”を追求して、規模拡大を目指す。グループにおける営業収益の96%はディスカウントストア事業が占めているため、主にこの事業の成長を目的とした既存店強化ならびに、3つの成長戦略を柱とした中期経営計画となっている。
そのうえで計画最終年度(2029年2月期)は売上高2000億円、営業利益率5%の達成を目指す。
1.店舗出店 【新規出店25店】
・北部九州エリア、首都圏中心部にドミナント化を推進
2.オムニチャネル 【2029年2月期 目標売上高(売上高構成比10%)】
・リアル店舗+αの品揃えを提供
・実商圏を超えた集客
3.M&Aおよび新規事業戦略
・M&Aによる規模拡大 ・他社物流業務の請負
・海外マーケットへの参入
■ESGへの取り組み
持続可能な社会の実現への貢献および中期経営計画の目標達成に欠かせない商品の開発やサプライチェーンの構築、人材の育成などを目的に、 サステナビリティに関する7つの重要課題(マテリアリティ)を設定し、具体策に取り組んでいく。