セブン&アイnews | グループ行動計画公表/イトーヨーカ堂の上場視野

(株)セブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)は4月10日(水)、グループの今後の具体的なアクションプランを公表した。

アクションプランは、セブン&アイの企業価値と株主価値の最大化を目的としたもの。同社の社外取締役で構成される「戦略委員会」からの提言に基づいた内容となっている。アクションプランはA・B・Cの3つの柱で構成される。

A.成長加速に向けた具体的アクションプランの策定
B.長期的成長と企業価値を高めるグループ構造への移行
C.投資家エンゲージメントの強化

Aは事業セグメント別にアクションプランを策定するという内容だ。このなかで、とくにイトーヨーカ堂をはじめとしたスーパーストア事業(SST事業)について井阪社長は次のように語った。
「長期的成長のための有力な選択肢の一つとして、SST事業の一部株式の継続保持をしつつ、コンビニエンス事業とSST事業の食品開発における協同体制を維持する。その上で現実的、かつ最速のタイミングで株式公開に向けた検討を開始する」

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