ファミマnews|一人でフランチャイズ経営が可能な「ひとり加盟制度」開始
(株)ファミリーマート(東京都港区、細見研介社長)は一人でのフランチャイズ経営を可能とする「ひとり加盟制度」の運用を開始する。大手コンビニエンスストアでは初の取り組みである。
これまで、新規でフランチャイズ経営を行うためには、同居する夫婦・事実婚・同性パートナー、または同居する三親等以内の親族2名で専業できることを申し込みの条件としていた(2FC-N契約の場合)。しかし近年の単身世帯の増加、労働力人口の減少といった時代背景の変化や、現在加盟を検討している人からの要望を受けて、一人で加盟できる制度を設けた。宮崎県、鹿児島県、沖縄県を除く44都道府県で実施する。
「ひとり加盟制度」は、店舗での勤務や店舗経営の経験がなくても一人でフランチャイズ経営ができるよう、開店時フォローやスタッフ募集支援、スタッフ育成支援、スタッフ不足時対策といった金銭面でのサポートなど、さまざまな支援体制を整える。