ワークマンnews|秋冬物から自社PB製品の機能格付けを開始
(株)ワークマン(群馬県伊勢崎市、小濱英之社長)は、機能性の表示が「分かりにくい」、数字の表示だけでは具体的でないという顧客の声を受け、今年の秋冬物から自社PB製品に対して機能格付けを開始する。その第1弾として①耐雨度・②防寒度・③ストレッチ度・④美脚度を3〜5段階で格付けし、機能性製品を選びやすくする。
①耐雨度は「小雨、本降り、豪雨に耐えられる」とする。
「耐雨製品」には第3者機関で測定された耐水圧や透湿性などの性能数値はあるが、使用シーン(雨のレベル)は分からなかった。
②防寒度は「摂氏5度まで、マイナス5度まで、マイナス15度まで耐えられる」とする。
保温性、発熱性、生地の目付(密度)も考慮する。
③ストレッチ度は「30~40%(座るとき楽)まで、40~50%まで(屈伸が楽)、50%以上(激しいダンスOK)とする。
方向性(縦、横の2方向)、キックバック率も考慮する。
④美脚度は、体型に依存せずに「体型をカバーしてキレイなバランスで見られる」レベルで格付けする。
来年の春夏物からは「冷感度」「UVカット度」「収納度」などの格付けを開始する。