カスミnews|フードバンクへの食品寄付を北関東33店舗に拡大
(株)カスミ(茨城県つくば市、石井俊樹社長)は、6月28日(水)、フードバンクへの食品の寄付を33店舗に拡大する。
同社では昨2016年11月から茨城県牛久市内の5店舗で、フードバンクへの食品の寄付を始めていた。
フードバンクは、品質上問題なく安心して食べられるにも関わらず、さまざまな理由で廃棄される食品を、小売企業などから提供を受けて福祉施設など食品を必要としているところに贈る活動。
カスミでは、賞味期限と消費期限の管理のため、社内ルールに基づいて期限到来前に店頭から食品を撤去し、廃棄処理している。
これにより発生する食品廃棄物の抑制を図るとともに、各出店エリアのフードバンクに寄付し、期限到来前の食品を有効活用していく。
実施店舗は、茨城県牛久市、つくば市、土浦市内の24店舗、千葉県の都町店、栃木県のテクノポリス清原店、浅沼店、 群馬県の全6店舗。
寄付先は、茨城県内24店がNPO法人フードバンク茨城、群馬県6店舗と浅沼店がNPO法人フードバンク北関東、テクノポリス清原店がNPO法人フードバンク宇都宮、都町店がフードバンクちばとなっている。
寄付する食品は、調味料、米、缶詰、菓子、日用品など。
今日、国内には70ほどのフードバンク団体がある。
現状では、国内初のフードバンク団体「セカンドハーベスト・ジャパン」(本部:東京都台東区)への西友による支援が知られるが、活動の裾野を広げていくため、より多くの企業がフードバンク活動に参画することが求められる。
検索ワード:カスミ フードバンク 食品ロス NPO法人