セブン＆アイnews｜トヨタと省エネ・CO2排出削減検討の合意書締結

(株)セブン‐イレブン･ジャパン（東京都千代田区、古屋一樹社長）は、トヨタ自動車(株)との間で、物流と店舗における省エネルギー・CO2排出削減に向けた検討に関する基本合意書を締結した。これは、トヨタが新たに開発する水素を活用した車両や発電機等の導入により、低炭素社会・水素社会の実現を目指すための取り組みだ。

省エネルギー・CO2排出削減に関して、物流面と店舗面の両面から具体的な検討をする。

第１は物流。店舗向け配送トラック（冷蔵・冷凍車）の動力および冷蔵・冷凍ユニットの電源を、燃料電池化した燃料電池トラックに変える。これによってCO2排出削減を目指す。

第２は店舗。すでに導入している太陽光発電等と、以下の新たなアイテムを組み合わせたエネルギーマネジメントシステムを構築する。これによって省エネルギー・CO2排出削減を目指す。
(１)自動車用燃料電池ユニットを活用した燃料電池発電機の導入
これは積極的に進めている水素ステーション併設店舗のベース電源として、燃料電池発電機の活用を検討する。
(２)自動車用蓄電池を活用した定置型蓄電池の導入
自動車用蓄電池を活用した定置型蓄電池システムを店舗へ導入し、省エネルギー・CO2排出削減を行う。それに加えて、災害時の非常用電源としての活用も検討する。

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