ヤオコーnews|チルド&グロサリー商品仕分け・配送「熊谷物流センター」稼働

(株)ヤオコー(埼玉県川越市、川野澄人社長)は、チルド・グロサリー商品の仕分けおよび配送を行う「ヤオコー熊谷物流センター」を開設した。「チルドセンター」は10月25日から、「グロッサリーセンター」は11月13日から稼働する。受託運営するのは国分関信越(株)。

グロッサリーセンターは在庫型のディストリビューションセンター(一般食品、酒類)と、通過型のトランスファーセンター(住居、菓子)、そしてワインの定温管理の3つ機能を持つ。稼働時は49店舗からスタートするが、70店舗のキャパシティがある。延床面積は6883㎡(5107坪)。

 チルドセンターは、通過型(生鮮、日配、デリカ)機能と青果加工を担う。24店舗対応で稼働するが、最大対応店舗数は50店。延床面積は1万3394㎡(4052坪)。

ヤオコーは物流センター設置の目的を大きく分けて3つ挙げている。
第1は、物流基盤の強化。将来の出店戦略、商品戦略を見据えた在庫拠点の構築を目指す。
第2は、全体合理化の推進。作業・納品に関わる業務工数をトータルで削減するとともに、配送距離・時間の短縮によって納品品質を向上させる。
第3は、店舗陳列工数の削減。納品カテゴリーの充実により、店舗における陳列工数を低減する。

本年度はヤオコー第8次中期経営計画(2015.4~2018.3)の最終年度。「スーパーではなく、ヤオコーと呼ばれる存在へ」をメインテーマに掲げて、次の4つの戦略を進めている。

1.商品販売戦略:圧倒的な商品づくり
・商品力の強化
・販売力の強化

2.運営戦略:機械化・IT化の推進
・生産性の向上
・店舗サポート機能の強化

3.育成戦略:人材が育つ仕組みづくり
・人材育成の推進
・働きやすい環境の整備

4.出店・成長戦略:首都圏ドーナツエリアでのシェアアップ
・計画的な出店と既存店舗の改装
・新規店舗モデルの構築
・新たな成長の種まき

ヤオコーは物流ネットワークの整備によって、中期目標である「売上高5000億円、店舗数250店舗」体制へ着実に歩を進めている。

■ヤオコー熊谷物流センター概要
住所/埼玉県熊谷市千代703-1
建物構造/S造 地上2階建
センター全体面積
敷地面積/8万8762㎡(2万6851坪)
建築面積/2万0588㎡(6228坪)
延床面積/3万6429㎡(1万1020坪)

[チルドセンター概要]
延床面積/1万3394㎡(4052坪)
機能/通過型(生鮮、日配、デリカ)・青果加工
配送店舗数/稼働時24店舗(50店舗対応可能)

[グロッサリーセンター概要]
延床面積/1万6883㎡(5107坪)
機能/在庫型(一般食品、酒類)・通過型(住居、菓子)・ワイン定温管理
配送店舗数/稼働時49店舗(70店舗対応可能)

検索ワード:ヤオコー 熊谷物流センター グロサリー チルド

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