イオンnews|久慈市復興支援の「フルティシェ食の匠 山ぶどう」展開

イオン(株)(千葉市美浜区、岡田元也社長)は「フードアルチザン(食の匠)」の取り組みの一環として、岩手県久慈市で栽培されている山ぶどうの果汁を使ったゼリー「フルティシェ食の匠 岩手県久慈市産 山ぶどう」(本体価格178円)を販売する。

全国の「イオン」「イオンスタイル」「マックスバリュ」「イオンスーパーセンター」「サンデー」「ミニストップ(北東北)」など約2000店舗で11月1日(水)から取り扱う。

「フードアルチザン(食の匠)」とは、「地域の食文化を守る活動をしてほしい」という顧客の要望に応えて、2001年からイオンが取り組んでいる活動。全国各地で郷土の味を守り続ける生産者とともに、自治体や大学研究機関の協力を得ながら、 日本の優れた食文化を継承していこうというもの。

2017年9月12日現在、1道1府26県の38品目を展開している。

この活動の一つとして、岩手県久慈地方(久慈市・洋野町・野田村・普代村)とともに、2012年に久慈地方連邦「太陽の山ぶどう倶楽部」を創設した。山ぶどうの特徴を活かして、これまでにワイン、ジャム、ジュース、缶チューハイなどを県内外のグループ店舗やネットショップで販売し、「地産全消」に取り組んでいる。

イオンではほかにも岩手県久慈市とさまざまな取り組みを行っている。
2011年9月、久慈市漁業協同組合と提携し、久慈漁港に水揚げされたサンマの全量買い取り。
2012年8月、久慈市漁業協同組合、三陸鉄道と協力し、国内初の「ファストフィッシュ」として、三陸産「骨取り味つきさんま」などを開発。
2015年1月、久慈市産山ぶどうを使用した「山ぶどうチューハイ(350ml)」を数量限定販売。
2017年2月、久慈市産山ぶどうを使用した「山ぶどうチューハイ(350ml)」第2弾を数量限定販売。

岩手県久慈市は、北三陸沿岸に位置する。NHK連続テレビ小説『あまちゃん』(2013年4月から9月放送)のメインロケ地として有名だ。つまり、東日本大震災の被害を受けた土地だ。イオンは「食の匠」を通じて復興支援を続けているということになる。

検索ワード:イオン フードアルチザン 食の匠 岩手県久慈地方 山ぶどう

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