セブン-イレブンnews|100%子会社の現地法人「セブン-イレブン・沖縄」設立

(株)セブン-イレブン・ジャパン(東京都千代田区、古屋一樹社長)は、10月25日に、100%子会社の(株)セブン-イレブン・沖縄(沖縄県那覇市)を設立した。

同社は今年6月、2019年に沖縄でコンビニエンスストア「セブン-イレブン」の1号店をオープンさせると発表した。さらに出店に先立って、2017年中をメドに現地法人を設立するとしていたが、それが10月25日になったというわけだ。

この子会社設立には、円滑な店舗運営や商品開発を現地主導で進める狙いがある。今後は、現地のベンダー企業と組んで、弁当やおにぎりの専用工場や配送センターを立ち上げる予定だ。これはセブン-イレブンの常とう手段である。

同社は5年で約250店を出店する計画で、まず最大商圏の那覇市を中心に50店舗を開設する。さらに、沖縄県の地理的優位性に注目し、アジア各国のセブン‐イレブン店舗への海外ライセンシーサポートのために、沖縄を“ハブ(輸送拠点)”とする。セブン&アイ・ホールディングスのプライベートブランド“セブンプレミアム”の展開も視野に置く。

ファミリーマートとローソンは、それぞれリウボウ、サンエーの地元小売企業が出資する合弁会社を設立。その現地法人に地域運営を委ねる「エリアフランチャイズ(AFC)」方式を採用しているが、セブン-イレブンは100%子会社方式を採って、先行2社との差異性を追究しつつ、新規参入を図る。

■(株) セブン-イレブン・沖縄概要
所在地/沖縄県那覇市松山二丁目1番地12
設立日/2017年10月25日(水)
資本金/5000万円
役員/代表取締役社長:久鍋研二
取締役:酒井良次
取締役:増田彰
取締役:大村利彦
取締役:森山英樹
監査役:小倉卓史

検索ワード:セブン-イレブン・ジャパン セブン-イレブン・沖縄 現地法人

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