ラルズnews|モーダルシフトの物流功績が「グリーン物流優良事業」受賞

アークスグループの(株)ラルズは、店舗で販売する農産品について、トラック輸送の「鉄道モーダルシフト」に取り組んでいる。

「モーダルシフト」とは、貨物輸送の機関(モード)を環境に優しい機関に転換(シフト)することをいい、一般的にトラック輸送を鉄道や船を使った輸送に転換することを指す。この取り組みは、(株)シジシージャパン、日本貨物鉄道、全国通運、そしてラルズの4社共同事業だ。

そしてこの取り組みが、「グリーン物流優良事業者表彰」のなかの「経済産業省商務・サービス審議官表彰」を受賞した。この賞は、経済産業省が国土交通省や産業界と協力して実施している。」持続可能な物流体系の構築に顕著な功績があった優良な取り組み」に対して贈られる。

ラルズのモーダルシフトの成果は3つある。
①これまでは出荷側が決定していた輸送手段を、小売側(着荷側)が決定するという仕組みに変更し、業界の商習慣を改善して、環境負荷低減とコスト削減を成功させた。
②トラック輸送を鉄道輸送に切り替えることにより、CO2 排出量を削減した。
③関係者(小売業、卸売業、運送業)が連携して、物流を見える化・一元化したことにより、トラックドライバーの運転時間・待機時間が削減された。

検索ワード:アークス ラルズ グリーン物流

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