ローソンnews|日本郵便と連携/相馬市で無人「配送用ロボット」実験

(株)ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)は日本郵便(株)と連携し、2017年12月21日(木)に、陸上を自律走行する「配送用ロボット」による無人配送の実証実験を行う。

場所は、福島県南相馬市。福島県は、南相馬市・浪江町に「ロボットテストフィールド」を整備している。このフィールドでは、物流やインフラ点検、大規模災害などに対応する「陸・海・空」のロボットを対象にして、ロボットの使用が想定されるさまざまな状況を模擬実験することができる。

ご承知の通り南相馬市は「フクシマ原発事故」で翻弄された。新たな町おこしとして、この「福島ロボットテストフィールド」を核とした「ロボットのまち南相馬」としてロボット産業の推進に取り組んでいる。

今回の実証実験では南相馬スポーツセンターのグランド内に、ローソンと郵便局の仮想拠点、仮想の配達先を設けて、無人の「配送ロボット」が郵便物やローソン商品を的確に届けることができるかどうかをみる。

ローソンは、最新のIT技術を活用して生産性の向上に取り組んできた。たとえば、AIを活用したセミオート発注や店舗のワークスケジュールを管理するタブレットの導入などである。配送分野では、2017年10月から「ローソン南相馬小高店」にて、最先端のドローン技術と、専用車両による移動販売を組み合わせて、試験的に商品配送を開始している。今後は、配送ロボットを使って、お客が注文したローソン商品と郵便物を一緒に配送する仕組みの構築を検討していく。

検索ワード:ローソン  日本郵便  相馬市  配送ロボット  

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