三越伊勢丹news|「東日本復興支援どんぐりバッヂチャリティ」5回目開催
(株)三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区、杉江俊彦社長)は、5回目となる「東日本復興支援どんぐりバッヂチャリティ」を3月1日(木)から3月31日(土)まで開催する。
このチャリティは、三越伊勢丹グループ108店舗で「どんぐりバッヂ」を販売し、その収益金を「鎮守の森のプロジェクト」に全額寄付するというもの。被災地の森づくりに役立てようという活動だ。「どんぐりバッヂ」は、3種類で各300円(税込)。3種類ともボールチェーンタイプも用意している。300円の税込み価格のうち寄付金は118円。
「鎮守の森のプロジェクト」は、どんぐりから育てた苗を丘に植え、被災地沿岸部に20年かけて防災の森をつくっていく計画。約20年で高さ20mとなり、地中深くまで根を張る「いのちを守る森の防波堤」となる。
今年のバッヂデザインには「チェブラーシカ」を採用した。チェブラーシカは、ロシアの児童文学者エドゥアルド・ウスペンスキーの絵本「ワニのゲーナ」シリーズに登場する。小熊と猿の中間のような外見の不思議な小動物だが、主人公のワニの友人ながら人気となったキャラクター。
バッヂの素材は、東日本大震災の津波で塩害などの被害にあった宮城県内の杉の木を使用している。またすべてを南三陸町の地元の人々の手で加工することで、被災地の雇用安定にもつながる活動となっている。
昨2017年3月のチャリティでは、三越伊勢丹グループ114店舗で4万1709個を売り上げ、寄付金額は596万4407円となった。ちなみにアイコンは各店それぞれの地元のモチーフを取り入れたデザインで、28種類を販売した。
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