イトーヨーカ堂news|東久留米市「産・官・学連携」の子育て支援事業に食品提供

(株)イトーヨーカ堂(東京都千代田区、三枝富博社長)は3月28日(水)に、東久留米市、葉隠勇進(株)、東邦運輸(株)、亜細亜大学との間で、「産・官・学の包括連携による次世代を担う子どもたちの育成事業に関する協定」を締結した。

イトーヨーカ堂は、東京都東久留米市と2016年11月に「地域活性化包括連携協定」を締結して、東久留米市が行う子ども・青少年育成とキャリア育成に協力してきた。

今回の提携では、葉隠勇進が実施している「学びの支援」に対し、食品を寄贈するというもの。「学びの支援」は、イトーヨーカ堂から寄贈された食品を利用して、産・官・学の包括連携によって、子育て支援事業を展開する。

協定内容は次の通りだ。
(1)東久留米市は本事業の総合的な調整を行う。
(2)葉隠勇進は、2018年4月1日に開設する新児童館「こどもセンターあおぞら」において学びの支援を実施する。
(3)イトーヨーカ堂は、イトーヨーカドー東久留米店で通常販売する食品のうち、消費期限または賞味期限内ではあるが、イトーヨーカ堂が設定する販売期限を超過した商品を葉隠勇進に無償譲渡する。これはアメリカのフードバンクの発想だ。また、イトーヨーカ堂は本業特性を活かした学びの支援に関係各位と連携して取り組みを推進する。
(4)東邦運輸は、イトーヨーカ堂からの寄贈食品を受領し、こどもセンターあおぞらに運送し、葉隠勇進に引き渡す。
(5)亜細亜大学は、学びの支援の企画や実施協力などのため、学生ボランティアを派遣する。

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