松屋news| 創業150周年を機に「デザインの松屋」復活へ委員会新設

(株)松屋(東京都中央区、秋田正紀社長)は、2019年11月3日に創業150周年を迎える。

それを機に、2019年9月1日からの1年間、5月1日に新設する「150プロジェクト委員会(略称:Pro150)」の下で、原点である「デザインの松屋」を推し進めるさまざまな取り組みを行っていく。現存組織の「構造改革推進委員会」の活動はプロジェクト委員会に包含させる。

委員長には、秋田正紀社長執行役員が就く。

松屋の創業は1869年。初代、古屋徳兵衛が横浜石川町に鶴屋呉服店を創業したのに始まる。1925年に、銀座3丁目に銀座店を開店。現在の松屋銀座の誕生だ。1953年には、「よいデザイン」を広く一般の人々に紹介している「日本デザインコミッティー」に賛同し、その後60年にわたって一緒に活動してきた。その象徴が、松屋銀座7階の「デザインコレクション」売場だ。またデザイン性の高い商品政策を進めてきた。

Pro150では、松屋の資産と言えるデザインの知識・意識を高める多岐の活動を行うために、グラフィックデザイナー佐藤卓氏をクリエイティブディレクターとして招聘する。さらに社内関係各部門のメンバーで構成する。

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