東急ハンズnews｜デジタルストアの実証実験/アバターの接客好評

(株)東急ハンズ（東京都新宿区、木村成一社長）は、(株)ＮＴＴデータの協力のもと、アバターを介して遠隔地から商品を提案・訴求するデジタルストアの実証実験を6月1日（月）から6月15日（月）まで実施した。

実証実験は、東急ハンズ渋谷スクランブルスクエア店のＵＶ特集コーナーにアバター特設ブースを設営して行った。新宿の本社にいるビューティコンシェルジュが、ブース内にいるお客から用途や肌状態などを聞いて、ニーズに沿った商品を案内した。また、お客からの質問に対しても、従来の対面接客と同じように、わかりやすく応対することを試みた。

これにより「アバターの方が気軽に話しかけやすい」「説明と補足画像がセットになってわかりやすい」といったお客からの評価を得た。

実証実験を通して同社では、これまでの接客＝対面という常識を覆すものであったと分析。接客するスタッフの働き方に新しい選択肢が加わったと見ている。

東急ハンズでは市場環境のデジタル化に対応し、全社包括的にデジタル施策の活用と推進を図るため、6月1日付でDX(デジタルフォーメーション）推進本部を新設している。