AOKInews｜ORIHICA全店でRFIDシステム導入/レジ待ち時間を短縮

(株)AOKI(神奈川県横浜市、森裕隆社長)が展開する｢ORIHICA｣は、高千穂交易(株)(井上尊信代表取締役社長）が提供するJohnson Controls社製のRFIDシステムを全店で導入する。顧客のレジ待ち時間の短縮化と、店舗では検品作業や棚卸などの業務効率化を見込む。

近年、人手不足の問題が深刻化し、IoT技術やデータ活用による業務効率化が求められている物流業・小売業では、この課題を解決する手段として、RFIDシステムが注目されている。

RFIDシステムとは、電波（Radio Frequency）を用いて認識（IDentification）する技術を使って、タグに内蔵されるICチップが商品データを記憶し、電波の届く範囲であれば無線通信で複数のタグを一気にスキャンすることができる仕組みのこと。

レジでのRFIDタグの一括読み取りができることで、顧客のレジ待ち時間を短縮することが可能だ。また、店舗では従来の検品や棚卸業務の効率化が図られ、より接客時間を増やすことができる。