イズミnews|システム障害の完全復旧は5/1をめど

(株)イズミ(広島県広島市、山西泰明社長)は2月26日(月)、ランサムウェア被害によるシステム障害についての途中経過を報告した。

2月15日(木)に発生したシステム障害は、調査・分析の結果、グループの複数サーバーが暗号化されるランサムウェア被害が原因だった。

イズミでは、対策本部を設置し、外部専門家の支援を受けながら、影響の範囲等の特定と復旧への対応を進めていて、2月中を目途に全容を把握するとともに、今後は、段階的にシステムを稼働させ5月1日(水)の完全復旧を目指す。

食品売場の一部品薄状態については、2月23日(金)に回復したものの、惣菜コーナーは3月中旬となる見込みだ。

休止中のサービスの再開については、随時、店舗ホームページとアプリで案内していく。

システム障害に伴いメールシステム含む各種システムの使用を停止して、現在、連絡手段は電話・FAX・郵送の使用になる。

現時点で、個人情報の漏洩は確認されていないが、その可能性については調査中だ。なお、ゆめカードクレジットのカード情報に関しては、今回被害を受けたシステムとは別システムで運用しているため漏洩はない。これについては、2月16日(金)に個人情報保護委員会へ報告して、今後は委員会からの指導等に従う。

2月13日に公表した「組織変更および人事異動」は、実施日を3月1日付から5月16日付に変更する。また3⽉7⽇(⽊)に予定していた「ゆめマート新⼤村」のオープンは延期する。

2024年2月期業績に及ぼす影響については、それぞれ精査中だが軽微であると見込んでいる。

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