ロフトnews|「リテールメディア」事業を5月から開始/サイネージとアプリ活用
(株)ロフト(東京都渋谷区、安藤公基社長)は、(株)アドインテ(京都府京都市、十河慎治社長)への業務委託により、5月からロフトの新事業として「リテールメディア」の取り組みを開始する。
来店客に対して、より魅力的な体験を提供するとともに、パートナー企業(広告主)に対して効果的なプロモーション機会を創出させることを目的に「リテールメディア」サービスを開始する。
【リテールメディアの取り組み概要】
①全国のロフト店舗のデジタルサイネージ広告
ロフト店頭に設置されたデジタルサイネージに、取り扱い商品やサービスについて、店頭POPでは表現できなかった商品ヒストリーや商品の魅力など企業やブランドの広告を表示する。また広告主向けに、広告配信後の顧客購買動向を可視化するレポーティング機能を提供することで、効果測定とプロモーションの最適化を支援する。さらに旗艦店である渋谷ロフト、銀座ロフト、新生・梅田ロフトの3店舗では、レジ内の横型サイネージ広告も合わせて実施する予定。
②ロフト公式アプリを使った広告配信
公式アプリ「ロフトアプリ」内にターゲティング広告を配信し、購買意欲の高い顧客への直接的なアプローチを行う。広告のインプレッション数、クリック率(CTR)など、顧客の反応を分析し、効果測定を広告主にフィードバックする。
③サンプリングボックス「ロフボ」(自動販売機)を旗艦店3店舗に導入
新生・梅田ロフト、渋谷ロフト、銀座ロフトの旗艦店3店舗で、美容・健康雑貨売場内にサンプリング専用自動販売機「ロフボ」を設置する。「ロフボ」とは、ロフトアプリ会員向けに自動販売機で新商品の試供品を提供するシステム。若年層からタイパを重視する層に向けての新チャネルサービスとなり、「ロフボ」の利用者データを提供取引先やロフトのマーケティング分析の活用につなげていく。