ローソンnews|KDDI高輪本社店で「AI×ロボット」の店舗DX実証を開始
(株)ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)とKDDI(株)(東京都港区、松田浩路社長CEO)は11月8日(土)から、AIとロボット技術を組み合わせた新たな店舗DXの実証を「ローソン S KDDI高輪本社店」で開始する。

この実証を通じ、店舗業務で特に人手を要する商品陳列棚の欠品把握や、バックルームの在庫把握・品出しといった業務をDX化することで、その有効性を確認することが目的。実証では、店内を巡回して売場の欠品を検知するロボットと、商品を品出しするロボットの2種類を活用する。
売場の欠品を検知するロボットには撮影機材を搭載し、画像解析AIを組み合わせて商品陳列棚の欠品検知を行う。これにより、人による目視確認が不要となり、売場から離れた場所でも最新の状況を把握することが可能となる。

また商品を品出しするロボットには、店舗業務を事前に学習し手掴みでの繊細な作業が再現できるアームを搭載し、商品の品出し自動化の実証を行う。これにより、現在も実証を行っている飲料陳列ロボットによるバックルームでのペットボトル飲料の品出しに加え、売場でも菓子類やインスタント食品などの自動品出しが可能になる。

