Wal-Mart中国、3年間110店新規出店

売上げが伸び悩む世界最大の小売企業ウォルマート・ストアーズ。とは言っても、昨年度は年商4692億ドル(46兆9200億円)で、1年間で2兆5000億円もの増収を果たしているが、証券市場はそれでは許さない。

そこで利益率向上のために中国事業を強化することが明らかになった。

 

2016年までの3年間で最大110店の新規出店を行う。一方で、中国事業の抜本改革に取り組み、既存店を今後1年間で最大30店舗閉鎖し、改装も実施する。

つまりチェーンストアの定石のスクラップ&ビルド戦略を厳密に推し進める。

 

中国市場では、高鑫零售 (サン・アート・リテール・グループ)や華潤創業 (チャイナ・リソーシズ・エンタープライズ)など現地資本との競争が激しくなっている。ウォルマートは現在、不振店舗を閉鎖して事業改革を行っており、すでに11店舗を閉めた。

 

2013年1月末のウォルマートの中国における店舗数は393店舗で、うちスーパーセンターが385店舗、メンバーシップホールセールクラブ業態が8店舗となっている。

 

検索キーワード: ウォルマート・ストアーズ 中国 高鑫零售 (サン・アート・リテール・グループ) 華潤創業 (チャイナ・リソーシズ・エンタープライズ)

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