ウォルマートnews|ホリデー商戦に向けて2万人の臨時雇用を発表
ウォルマート(アーカンソー州ベントンビル、ダグ・マクミロンCEO)は、急増すると予測される今年のホリデー商戦のオンライン・ショッピングに備え、同社のフルフィルメント・センター要員として約2万人を臨時雇用すると発表した。
ウォルマートは今年の3月以降、COVID-19パンデミックで急増した需要に応えるため、50万人規模の雇用を行ってきたが、今回、さらに雇用を増やし、ホリデー商戦に備える。「ホリデー商戦」は11月のサンクスギビング週間から12月のクリスマスまで年間最大の商戦を指す。
今回募集するのは、フルフィルメント・センター内で重機を操作する従業員と注文に対応する従業員。時給は15.75ドルから23.75ドルで、地域や職種によって異なる。応募から採用まで最短で48時間以内にシフトにつくことが可能で、雇用期間は来年の1月1日までとなる。臨時雇用期間が終了した後は、多くの社員に正社員として雇用される機会が与えられる。
この半年で大きく変化した消費者の買物習慣に対応するため、ウォルマートではニューノーマル下でのライフスタイルを意識した商品展開をしていく。アスレジャー(普段着としても着られるスポーツウェア)、部屋着・寝間着、バーベキュー用品、自転車、エクササイズ器具、アウトドア・スポーツ器具などの商品群をホリデー・ギフトとして集める。他にもペット用品、家電、玩具、キッチン用品なども充実させる。これらの商品は、店舗とECサイト「ウォルマート・コム」の両方で販売する。
また、毎年行われてきた「ブラック・フライデー・セール」を今年は、ホリデー・シーズン初期からシーズンを通して続ける。