ウォルマートnews|配送センターの一部をeDC(EC配送センター)に改装

ウォルマート(アーカンソー州ベントンビル、ダグ・マクミロンCEO)は11月12日、ホリデー商戦に向けて配送センターの一部をポップアップeDC(仮設のeコマース配送センター)に改装すると発表した。

COVID-19の感染拡大が続くなか、今年のホリデー商戦ではオンライン注文が急増することが予想される。同社は42の地域にある地域流通センター(Regional Distribution Centers:RDC)にスペースを取ってこのシステムを導入する。

このeDCでは、事前に場所を決めない「ランダム・ストウ」という方法で商品を在庫する。これはAmazonでも使われているシステムで、コンピュータを活用することでピックアップにかかる時間を短縮し、通路の混雑も防ぐことができる。

クラウドの統合プラットフォームを利用して、第3者セラーの商品の発送も処理する。フルフィルメント運営全体を把握することによって、配達日に間に合う処理を行う。ホリデー・シーズン中のオンライン注文に対して、予想される配送品の30%をeDCで処理する計画である。ホリデー・シーズン後には、改装した施設をスケールアップまたはスケールダウンして再利用する。

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