クローガーnews|世界初カーボン・ニュートラルで生産された鶏卵をPBで販売

クローガー(オハイオ州シンシナティ、ロドニー・マクマレンCEO)は、オランダのサステイナブル養鶏ビジネスを営む「キプスター・ファームス」とコラボし、世界初となるカーボン・ニュートラルで生産された鶏卵をクローガー店舗で販売開始すると発表した。「カーボン・ニュートラル」とは、温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させ、実質的にゼロにすることを意味する。

キプスター社の農法では、動物愛護を考慮した最高水準の施設として、屋根にソーラーパネルを設置し、浮遊粒子物質を最低限に抑えた換気システムを導入している。また製パンなどの食品加工工場で余った食材を元にした飼料を与え、ケージフリーな環境で飼育している。


(画像出所:キプスター・ファームス公式HP

クローガーは、キプスターが開発したシステムを導入する、インディアナ州マンチェスターのMSPエッグ・ファームスからこの鶏卵を仕入れる。MSPエッグ・ファームスは施設の建設をすでに始めており、2022年終わりまでにクローガーの店舗で、オーガニックPBの「シンプル・トゥルース」と「クローガー・エッグス」のブランドで販売される計画だ。

クローガーは会社の使命として、「ゼロ・ハンガー/ゼロ・ウェイスト(飢餓と廃棄をなくす)」を掲げており、この鶏卵の取り扱いもその目標に沿ったものとなる。

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