パブリックスnews|24年1月にCEO・社長交代/ジョーンズCEOは会長に

アメリカ南東エリアのリージョナルスーパーマーケット、パブリックス(フロリダ州レイクランド)は、2024年1月2日付けでCEOの交代を発表した。

現CEOのTodd Jones(トッド・ジョーンズ)は会長に就任し、現社長のKevin Murphy(ケビン・マーフィー)がCEOに昇格する。社長のポジションには現在上級副社長のJohn Goff(ジョン・ゴフ)が就く。

ジョーンズCEOは1980年にパブリックスのフロント・サービス・クラークとして入社した。フロント・サービス・クラークは、駐車場まで購入した商品を運ぶ、通称「Bagger(バッガー)」などの顧客サービスを担当する仕事だ。1988年に店長、1997年に地区マネジャー、1999年に地域ディレクター、2003年にジャクソンビル・エリアの副社長、2005年に製品ビジネス開発担当のSVP(上級副社長)に昇進。そして2008年には社長、2016年に社長兼CEO、2019年にCEOの役職を務めてきた。


会長に就任することになったパブリックス勤続43年のジョーンズCEO。

マーフィー社長も1984年、同じくパブリックスのフロント・サービス・クラークとしてキャリアをスタート。1995年に店長、2003年に地区マネジャー、2009年に地域ディレクター、2014年にマイアミ・エリアの副社長、2016年に小売部門のSVPを歴任。2019年に社長となった。


1月にCEOに就任するケビン・マーフィー社長。

ゴフSVPもまた、同社のフロント・サービス・クラークとして1991年に入社している。店長になったのは2005年だが、そこからの出世スピードは早く、2010年には地区マネジャー、2014年に地域ディレクター、2019年にマイアミ・エリアの副社長。2022年には小売部門のSVPに昇格したばかりだが、今度は社長に指名された。


社長に就任予定のジョン・ゴフSVP。

ジョーンズCEOは「次のキャリアステップに進む準備ができている、ケビンとジョンのような経験豊富なリーダーがいることを嬉しく思います。彼らがパブリックスを導き、顧客にとってはすばらしい買物の場、そして従業員にとってはすばらしい職場にしてくれると、自信を持っています」とコメントしている。

 

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