ウォルマートnews|最新型ネイバーフッド・マーケット2店舗オープン

ウォルマート(アーカンソー州ベントンビル、ダグ・マクミロンCEO)は、フロリダ州サンタローザビーチとジョージア州アトランタ市のヴァインシティの2カ所に「ネイバーフッド・マーケット」を2店舗オープンした。

サンタローザビーチは新店、ヴァインシティは「スーパーセンター」を「ネイバーフッド・マーケット」に転換した改装店。しかしいずれも既存のネイバーフッド・マーケットとは異なる、新たな試みを導入した店舗だ。

ネイバーフッド・マーケットは1998年に導入されたスーパーマーケットで、4月末現在、全米に673店舗を展開している。スーパーセンターより小型で、生鮮を強化していることが特徴だ。

最新型ネイバーフッド・マーケットは、平均的なネイバーフッド・マーケットよりも約1万7000平方フィート(約478坪)広い。売場と集配スペースを合わせると、5万7000平方フィート(約1602坪)ほどの面積を有する。拡張されたスペースによって価値、スピード、利便性をさらに高めることができる。

レイアウトが広くなったことで、店舗全体でより幅広い品揃えが可能となった。生鮮部門、とくにベーカリー、青果、精肉、乳製品の品揃えを拡充する。拡張されたサービスデリでは、ホットケース(惣菜ウォーマー)でより多くのメニューオプションが提供される。

また新型ネイバーフッド・マーケットは通路を広げ、顧客の買物スペースを確保することで、以前より店内での移動が簡単になった。必要なものを迅速かつ簡単に見つけられるようにすることが目的だ。

EC対応も強化し、注文の受け取りや配達のためのスペースをより多く割り当てた。これまでより広くとったスペースには冷蔵品専用の部屋を設置したことで、速いペースで注文を処理することが可能となった。

顧客の利便性の面でも、食料品や生活必需品だけでなく、金融サービスや薬局サービスを導入している。新型ネイバーフッド2店には顧客が予防接種や健康相談をするときにプライバシーを確​​保するために、薬局に「ヘルスサービスルーム」を設置した。子育て中のファミリーのために「マザーズルーム」も導入している。

同社は今後、店舗の改装、フォーマット転換や新設をするにあたって、それぞれのコミュニティに適したサイズのネイバーフッド・マーケットをどうつくっていくか、慎重に検討していく。

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