スプラウツnews｜’24年売上高77億ドル12.9%増･純利益47.0％増

米国のオーガニックスーパーマーケット、スプラウツ・ファーマーズマーケット（アリゾナ州フェニックス、ジャック・シンクレアCEO）が2024年12月期の通期決算を発表した。

年間売上高は77億1929万ドル（1ドル150円換算で1兆1579億円）で前年比12.9%増、営業利益は5億0450万ドル（7567億円）で44.0％増、純利益は3億8060万ドル（5709億円）で47.0%増だった。前年度は減益だったので、プラスに転換した。既存店売上高は7.6%増。

シンクレアCEOのコメント。
「2024年度は当社にとってすばらしい年でした。すべてのチームが戦略を実行し、将来の更なる成功に向けて準備を整えました。スプラウツ独自の属性主導型サービスは、これまで以上にターゲット顧客の共感を呼んでいます。お客さまは健康的な生活を送るためのパートナーとしてスプラウツを信頼してくれていて、それが成果に表れています」

2024年には33店の新店をオープンし、期末店舗数は440店舗となった。11月にワイオミング州に進出したことで、現在24州に展開する。

なお同社は2025年中にフロリダ州への出店を加速し、7店舗以上をオープンする計画を明らかにしている。2025年の新店1号店として、1月31日、フロリダ州セントジョンズにオープンした。

2025年度は、売上高10.5％～12.5％増、既存店売上高4.5％～6.5％増、新店は最低35店をオープンすると予測している。