海外news｜ストアーズ誌｢2017米国チェーンストアランキング｣発表

ストアーズ社から｢2017チェーンストアランキング｣が発表された。
50位までが表にまとめられている。
ベスト10を紹介しよう。

第1位はもちろんウォルマート。
3628億1500万ドル、100円換算で36兆2815億円。
それを稼いだのは全米にネットワークされた5284店舗だ。

第2位は、スーパーマーケット米国ナンバー1のクローガー。
年商は大きく下がって1102億1500万ドル、11兆215億円。
M&Aを積極的に進め、総店舗数3825店。

第3位はコストコ。米国では「コスコ」と発音する。
メンバーシップホールセールクラブ、会員制倉庫型店舗だ。
857億7800万ドル、8兆5778億円。497店。
単純計算で1店舗当たり1億7259万ドル、173億円を売り上げる。これはすごい。

第4位は、ホームセンター世界ナンバー1のホームデポ。
850億8600万ドル、8兆5086億円。1965店舗。
ホームデポ2000店舗とコストコ500店舗で同じ売上げとみていい。
コストコの生産性の高さがよくわかる。

第5位はドラッグストアのCVSケアマーク。
企業名はCVSヘルス。そして店舗バナー（ブランド）名はCVSファーマシーで、年商814億8200万ドル、８兆1482億円。
全米に9769店舗を配し、米国ナンバー1のドラッグストアチェーン。

第6位は同じくドラッグストアのウォルグリーン・ブーツ・アライアンス。
アメリカのウォルグリーンとｽｲｽに本部を置くアライアンスブーツが合併して、世界ナンバー1のドラッグストアチェーンになった。
ただし、米国内ではCVSケアマークがわずかに上位。
米国内の年商792億8300万ドル、7兆9283億円。店舗数は8053店。

そして第7位に、Amazonがランクアップ。
伸び率24.6%で米国内年商は770億2400万ドル、７兆7024億円。
今回の統計で初めて3店舗がカウントされた。

第8位がターゲット。ウォルマートと同じビジネスモデルのライバル企業。しかし、年商694億9500万ドル、６兆9495億円、1802店舗と、ずいぶん引き離された。
ドラッグストア部門をCVSヘルスに売却したことが要因となって、売上高は昨対5.9%減。

第9位はロウズ。ホームセンター第2位の企業。
年商604億0900万ドル、6兆409億円、店舗数は1831店。

第10位に滑り込んだのは、アルバートソン。
スーパーマーケット第2位のセーフウェイを傘下に入れて店舗数は2392店と膨張気味。
売上高は586億9600万ドル、５兆8696億円。

●米国チェーンストアランキング

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