アマゾンnews|1時間配送「Prime Now」エリア拡大と「フレッシュ」強化
アマゾンジャパンは、6月21日(水)、アマゾンプライム会員向けサービス「Prime Now(プライムナウ)」の対象エリアを東京都武蔵野市や三鷹市などに拡大した。
「Prime Now」には、注文を1時間以内に届ける「1時間以内配送」と2時間単位の配達時間で配送する「2時間便」がある。新たに加わったエリアは、東京都下の武蔵野市、三鷹市、西東京市、東久留米市、小平市、小金井市、国分寺市、国立市、府中市、稲城市の10市。
Prime Nowは、2015年11月の日本でのサービス開始以降、対象エリアと品揃えを拡大してきた。現在は東京都内の23区全区、今回の10都市に加え、神奈川県、千葉県、大阪府、兵庫県の一部エリアで利用できる。
配送アイテムは、PC周辺機器、季節家電、モバイル用品などの家電用品や、ゲームソフト・機器、日用品、美容・コスメ商品、飲料、冷凍・冷蔵食品、加工食品など2万4000点以上にのぼる。
またアマゾンジャパンでは、今年4月21日にサービスを始めた「Amazonフレッシュ」の配送対象エリアを6月15日に拡大したばかりだ。アマゾンプライム会員向けサービスのひとつで生鮮食品や専門店グルメ、日用品を届ける。
配送対象エリアは、東京都23区、狛江市、調布市、千葉県では市川市、浦安市、神奈川県は川崎市(いずれも一部エリアを除く)まで広がっている。また商品もフルーツ、サラダといった生鮮食品や惣菜を強化している。
このアマゾンフレッシュは、2007年にアメリカのシアトルでサービスを開始し、その後、アメリカの各主要都市に拡大する一方、日本、イギリス、ドイツへとサービス導入が進んでいる。
アマゾンジャパンはアメリカでホールフーズを買収した。ホールフーズのオーガニック商品をプライム会員向けに提供するのは間違いなく、日本でも食品強化が市場拡大のカギを握ると見られている。
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