ローソンnews|6月既存店はローソン0.4%減・成城石井2.9%増

(株)ローソンは6月の月次販売データを発表した。

ローソン全店売上高は1841億6000万円(前年同月比2.4%増)、平均日販は54万1000円となった。既存店は売上高0.4%減、客数0.5%増、客単価0.8%減だった。ただし、前年6月に大型興行があったため、その反動でチケット売上げは、約2.5%ポイント下がった。この影響を除いたベースでは、既存店売上高は前年を上回っている。

ローソンは2つの事業に分かれる。
一つは、ローソンにナチュラルローソンを加えたローソン事業。その売上高は1729億7700万円(2.6%増)、平均日版は54万6000円だった。既存店は売上高0.3%減、客数0.7%増、客単価1.0%減。

もう一つは、ローソンストア100事業。その既存店売上高は0.6%減、客数1.8%減、客単価1.3%増。こちらの客数減は懸念材料だ。

ローソンは、6月に94店を出店し、20店を閉店、純増74店舗となり、6月末の国内総店舗数は1万3264店舗となった。うち、ナチュラルローソンは2店舗を出店し、2店舗を閉店して114店舗。海外総店舗数は5月から45店舗増え、1294店舗になった。

「ローソン感謝祭」として、スピードくじなどの販促を実施し、前月に続き、既存店客数が前年を上回った。値引セールやテレビCMなどの販促施策が奏功した「でか焼鳥」の販売や、重量を約4割アップしてリニューアルした「Lチキ」などの販売が好調で、カウンターファストフードの売上げは前年を上回っている。

一方、ローソン傘下に入った成城石井は、全店売上高11.6%増。さらに、既存店売上高も2.9%増、客数2.6%増、客単価0.3%増と絶好調だ。6月末店舗数は5月から1店舗増え、136店舗となった。

検索ワード:ローソン 6月 月次事業データ 成城石井

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