イオン・ヨーカ堂・ダイエー野菜大安売り

イオンが昨日18日(木)から、

全国の総合スーパー約380店舗で

「野菜大放出」セールを展開。

明日20日(土)までの3日間。

放出総量1000トン。

 

全国的に猛暑が続いている影響でレタスなどの葉物を中心に、

野菜が高騰している。

それに対応し、期間限定で低価格販売するもの。

 

イオンの直営農場、契約産地で生産したベーシック野菜、夏野菜を、

毎日、20~25品目大量販売(放出)する。

「レタス」「キャベツ」「きゅうり」「とうもろこし」などなど。

 

実施するのは、北海道と沖縄を除く、

東北、関東、北陸、東海、近畿、中四国、九州の「イオン」店舗。

地域、店舗によって対象品目、価格は異なる。

 

東京都内の「イオン」を例にとると、

7月18日(木)、岩手県産きゅうり1本33円、群馬県産キャベツ1個98円。

7月19日(金)、千葉県産とうもろこし1本99円、同にんじん1本38円。

7月20日(土)、群馬県産レタス1個98円、鹿児島県産レタス1パック88円。

 

いずれの商品も先週末の比べて1~5割お買い得価格を設定して販売。

 

いまやイオングループといってよいが、

ダイエーも同じく、18日からセールを実施。

 

一方、イトーヨーカドーは、

野菜の安売りセールを1日早い17日から全国156店でスタート。

期間は19日までの3日間。

169品目を最大65%の値下げセール。

 

 

大手チェーン企業のタイミングを計ったプロモーション。

各地の食品スーパーマーケットもしっかりと対応しなければならないだろう。

 

イオンはイオンアグリ創造㈱という農場を経営している。

イトーヨーカ堂は㈱セブンファームを展開している。

 

イオンアグリは現在、2カ所。

セブンファームは9カ所になる。

 

この農場が今回の全国セールに、

どれだけ貢献するかはわからないが、

両雄が青果部門の生産現場を持つことは、たとえ少量であろうとも、

論理的には相場から脱したマーチャンダイジング展開が有利に進む。

 

本来「工場を持たない小売業」といわれたチェーンストアが農場を持つ。

このことへの抵抗感は、両者ともに逸脱しつつある。

 

 

 

 

 

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