セブン-イレブンnews | QRコード読み取り式電子レンジ設置店舗拡大
(株)セブン-イレブン・ジャパン(東京都千代田区、永松文彦社長)は、商品ラベルのQRコードを読み取って、自動的に適切な加熱時間が設定される電子レンジの設置テストを2021年11月から実施している。今年3月末時点で東海エリアのセブン-イレブン1080 店に設置を拡大している。
この電子レンジはシャープ(株)(大阪府堺市、呉柏勲社長兼CEO)がセブン-イレブン向けに開発したもの。商品ラベルに印字されたQRコードをレンジ上部に設置したカメラで読み取ることで、ワット数や加熱時間が自動で設定され、ドアを閉めると、加熱がスタートする。操作の煩雑さ軽減と、適切な加熱によって、商品をおいしく食べることができる。
近年、セブン-イレブン店舗では幅広い年代やさまざまな国籍従業員が働いていて、迅速なレジ業務の中で商品を電子レンジで温める際、より簡単かつスピーディーに商品ごとの正確な加熱時間を設定したいという要望が出ていた。また、顧客による電子レンジのセルフ操作を導入している店舗でも、ボタン操作が複雑であるという課題があった。
セブン-イレブンではシャープとの協働で電子レンジの利便性向上に向け、導入店舗を拡大していく。