3月百貨店インバウンド動向|免税売上高290億円・48.1%増で過去最高
日本百貨店協会のインバウンド推進委員会では、2009年からインバウンドの売上動向を調査している。調査対象は93店舗。
2018年3月の免税総売上高は290億3000万円で、過去最高を記録した。前年同月比は48.1%増と16カ月連続で前年を上回っている。このうち、一般物品は144億3000万円で29.8%増、消耗品(化粧品・食料品等)は146億円で72.0%増だった。
また、購買客数は42万1000人で42.4%増。2013年の2月から62カ月連続、5年以上も前年をクリアしている。
外国人観光客の商品人気ランキングは、1位が化粧品、2位はハイエンドブランド、3位婦人服飾雑貨、4位婦人服、5位食品と続く。
免税手続きカウンターの国別順位は、1位は中国本土、2位が韓国、3位香港、4位台湾、5位タイ、6位シンガポール、7位マレーシアと近隣のアジア諸国が上位を占める。