セブン&アイnews|11月既存店セブン-イレブン2.4%減/ヨーカ堂0.7%増

(株)セブン&アイホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)が主要企業6社の11月の営業成績を公開した。

(株)セブン-イレブン・ジャパンの既存店売上高は97.6%。客数は92.2%だったが、10月を上回った。客単価は105.9%と前年を上回ったが、客数の減少を補うには至らなかった。チェーン全体でも96.9%と前年を下回った。店舗数は2万0973店。

7-Eleven, Inc.の米国内既存店の商品売上高は99.2%と7カ月ぶりに前年を下回った。チェーン全体では、商品売上げは101.9%と堅調だったが、ガソリン売上げが76.2%となり、総売上高は88.9%と前年を大きく下回った。

(株)イトーヨーカ堂の既存店総売上高(SC計)は100.7%と前年同月を0.7ポイント上回った。商品売上高は100.8%。客数96.1は前年を下回ったが、客単価105.0%は前年を上回った。テナント売上げも100.4%と前年をクリアした。また全店ベースでは商品売上高が95.1%、テナント他が94.5%で総売上高は95.0%と前年に及ばなかった。

(株)ヨークベニマルの既存店売上高は104.7%。客数は98.5%、客単価が106.2%と、まとめ買いの傾向が続く。全店ベースでは106.1%。スーパーマーケットは好調を維持している。

百貨店も外食も厳しい状況が続く。(株)そごう・西武は既存店の売上高が88.5%、全店ベースでは81.9%。デニーズを運営する(株)セブン&アイ・フードシステムズの既存店は89.0%。客数80.2%、客単価111.0%、全店ベースでは89.0%。

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