イオンnews|12月既存店イオンリテール0.5%減、マックスバリュ・ウエルシア好調維持
イオン(株)(千葉市美浜区、吉田昭夫社長)が12月主要9社の成績を発表した。
イオンリテール既存店は99.5%。
イオン北海道(株)は101.7%。
イオン九州(株)は104.6%。
マックスバリュ東海(株)は104.4%。
マックスバリュ西日本(株)は105.4%。
ミニストップ(株)は94.9%。
ウエルシアホールディングス(株)は105.3%。
(株)コックスは81.2%。
(株)ジーフットは86.3%。
12月は第3波の到来によって巣ごもりの傾向が強まった。GMS事業の主力企業であるイオンリテール(株)では、中旬から年末かけて気温が低下したことで、食品に加え、衣料・住居余暇商品の売上げも中旬以降は右肩上がりとなった。
なかでも、オンライン購入への需要の高まり、ネットスーパー・Eコマースの売上げが伸長した。ギフト関連のEC売上高は昨年から約1.4倍と伸びている。また自転車やプチ贅沢な名産品などが好調だった。
ネットスーパーで購入した商品を店舗で受け取れる「ピックアップ」サービスは197店舗で、お客自身が貸し出し用の専用スマートフォンで商品をスキャンし、専用レジで会計する「レジゴー」も22店舗で展開する。
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスの「スキャン&ゴー」は、傘下のカスミに加え、マルエツ、マックスバリュ関東での展開もスタートし、114店舗(1月12日現在)の展開となっている。
スーパーマーケット事業、ヘルス&ウエルネス事業の各社は、イエナカ需要を追い風に、生鮮食品、台所用品等の開示消耗品や衛生関連用品等の売上げが引き続き好調だ。