セブン&アイnews|12月イトーヨーカ堂1.1%増、そごう・西武5.9%増

(株)セブン&アイホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)が主要企業6社の12月の営業成績を公開した。12月は、クリスマスなどのイベントや年末商戦を中心に消費が回復した。

(株)セブン‐イレブン・ジャパンの既存店売上高は前年比100.8%。客数が99.1%、客単価は101.7%。全2万1120店の売上高は前年比101.5%。

7-Eleven,Incの米国内既存店の商品売上高は110.3%。カナダを含むチェーン全店では商品売上げが146.2%、ガソリン売上げは高騰もあって303.3%となり、総売上高は217.3%。2021年5月14日付けで米国Marathon Petroleum Corporationから主にSpeedwayブランドで運営するコンビニエンスストア事業取得したことにより、伸長幅が大きい。

(株)イトーヨーカ堂の既存店売上高(SC計)は101.1%と好調だった。客数が99.1%、客単価が100.6%。そのうち商品売上高は99.7%、テナント売上高は104.6%。テナントが回復した。全店ベースの売上高は98.6%。

(株)ヨークベニマルの既存店売上高は99.1%。客数が98.0%、客単価は101.1%。全店ベースの売上高は99.9%。

(株)そごう・西武は既存店売上高が105.9%、全店ベースでも102.5%と、12月は回復基調。

デニーズを運営するセブン&アイ・フードシステムズの既存店売上高は103.1%。客数109.1%、客単価94.6%と、コロナ禍が落ち着いていた12月は客数が伸びた。全店売上高は97.1%。

12月はイトーヨーカ堂、そごう・西武の大型店が好調だったが、1月にはオミクロン株の感染拡大で、再び厳しい環境となりそうだ。

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