PPIHnews|3月既存店1.5%増/DS事業2.2%増・GMS事業0.2%減

(株)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東京都目黒区、吉田直樹社長)が3月の業績を発表した。

(株)ドン・キホーテ、ユニー(株)、(株)長崎屋、UDリテール(株)の国内リテール事業4社557店舗の既存店売上高は前年同月比101.5%だった。客数が98.6%、客単価が102.9%。全598店の売上高は103.4%。

ディスカウント事業(ドン・キホーテ、長崎屋、UDリテール)の既存店売上高は、前年同月比102.2%。客数は98.7%、客単価103.5%。既存店の対象店舗数は425店舗。全462店舗の売上高は105.6%。

3月は新型コロナの規制があったものの、ディスカウント事業は、関東や近畿など多くのエリアで売上げが伸長した。特に週末の売上げが伸びとことが既存店の押し上げに貢献した。majicaポイントの還元サービスや全国しくじり市など施策が奏功した。また、SNSで話題になっているグミや喫煙具、カラコンなどの取り扱いを強化したことで売上げが伸長した。春休み直前には、旅行カバンやバッグ、パーティグッズ、酒類なども伸長した。

GMS事業(ユニー)の既存店売上高は、前年同月比99.8%、客数は98.5%、客単価101.3%。既存店の対象店舗数は132店舗。全136店の売上高は98.6%。

GMS事業は、堅調な食品の売上げが衣料品と住居関連のマイナスをカバーして、前年並みに推移したものの、最終的に前年割れとなった。食品は、生鮮食品と酒類がとくに売上げを牽引した。

4月度は、ドン・キホーテ「古川店(宮城県大崎市)」1店舗の出店と、ダブルネーム業態転換1店舗を予定している。

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