神戸物産news|11月売上高369億円11.1%増/経常利益92.2%減
業務スーパーを運営する(株)神戸物産(兵庫県加古川市、沼田博和社長)が、11月業績(単体)を発表した。
売上高369億4700万円(前年同期比111.1%)、売上総利益は31億1600万円(91.2%)、営業利益は17億2500万円(77.7%)、経常利益は1億7400万円(7.8%)。
経常利益は、円高が進んだことによる為替予約関連の時価評価損が計上されたため、前年実績を大きく下回った。急速な円高を受けて会計上で大きな評価損を計上したが、同社は影響は一過性であるとしている。一方で、円高が進んだ場合は輸入商品の仕入れに大きなコストメリットがあり、営業利益の押し上げが期待できる。
業務スーパー店舗への商品出荷実績は既存店105.6%、全店112.2%、全国計 110.9%と堅調に推移した。商品動向は、利便性の高い冷凍野菜や飲食店などで使用される業者向け商材の出荷が前年同期比で増加した。
店舗数は1店舗新規出店し、1008店舗(前年同月比で63店舗増)となった。